「見えない細工を明かすページ(2)」へ ようこそ!    (2008.12.08)
ホ ー ム
細工を明かすページ(1)

サ イ ト 名

タカラカン=Takaracan、その意味は、African(アフリカ人)などと同類語で、タカラカ人です。

アフリカ人の先祖は現代人全ての先祖でもあると云われています。それならタカラカ人の先祖でも

あろう。アフリカ大陸から連想して、ご先祖たちは、自然人時代には自然との戦いや動物間の戦い

の中で子孫を残し、近年には社会人の生存競争の中で生き延びて現代に至っています。 同時代の

みんながふと思えばふと感じるだろう、過去延々と続いてきている自分の命の不思議さを感じます。

ここ100年のタカラカ人(タカラカ族)の生活振りは、大らかで、朗らかで、タカラカで(タカラカ

族の特徴!)、そして元気そのものです。タカラカ人を含め世界の人々の命が未来へ繋がって行く

ことを思います。 人間ひとり一人の生きる目的は自分の命を永らえることであり、人類の目的は

その生命の未来への継続です(筆者の熱い思い)。誰もが未来に連なる人々の先祖の1人になります。

ところで、タカラカ人の総数は10人です。…(次回へ続く)


このページへの入口 「見つけてください」のヒントが「タカラカンへ」すなわちトップ1行目にあるこの文字列の中に リンクを入れました。 このページの更新はゆっくりゆっくり2〜3年の間隔で行なわれ、その 都度新しい入口が作られます。

合成写真 (細工を明かします)

写真の修整と合成がパソコンで簡単にできるようになり、楽しみが増えました。私の場合、無料

の画像処理ソフトJTrimを試行しながら使う楽しみがあります。 写真をきれいな色にし、メリハ

リをつけ、日付など説明文字を入れて、皆さんに渡すと目を輝かします。 

さて、ここで取り上げる合成とは写真を上下左右に接合することです。カメラのファイダーや液

晶モニターに収まらない被写体は、後で合成できるように分轄して撮ります。ベテランはカメラ

を手動設定して三脚を使って撮影しているようですが、私はどんな場合でもカメラ任せの自動設

定にし、手持ちの構えでカシャカシャ撮りまくり、パソコン上で修整や加工を行なっています。

この要領で作成したパノラマ写真が、このサイトに多数掲載されています。

以下に、JTrimを使って合成した写真とその原版を併せご覧いただきます。



@水戸偕楽園のパノラマ写真

完成した写真は「水戸偕楽園のパノラマ写真集」に掲載されています。





写真Aは原板14枚を、大きさを調節して大まかに配置したもので、濃度がばらばらです(拡大表示)。

写真Bは濃度差などを調整して仕上げた写真の縮小版です。左右に同じ樹がある全方位のパノラマ

で、Aと見比べると、樹の部分が左右入れ替わっています。そのわけは…






Cは写真Bの左右両端部分です。当初は原板通りに左の樹の前に三脚と写真家が立ち、右の樹の前

へ向かって二人連れが歩いているものでした。それを左端から右方向へ見ていきながら、仕上がり

具合をチェックしている時に、左端にきて、突然違和感が起こりました。そこで、Cのように両端

の写真を入れ換えてみると、いい感じになったので、それを完成版としました。

違和感について詳しく説明しますと:

被写体を分轄して撮影する場合、私は左端から撮り始めて右回りに移動します。それは横書きの文

字並びやウエブサイトの写真表示と同じです(左端から開始)。 合成した写真の時系列をみると、

撮影時間は左端が早く、右へ行くほど時間は経過しています。従って、左端から見ていくのが時系

列が一致して、自然な感じを与えると思っています。しかし、例外がありました。上述したように、

原板通りの写真の左端を見て違和感を感じ、「あれっ! さっきの写真家はどこなんだ、ここにいた

筈なのに」という思いでした。写真14枚の合成なのに、一瞬を捉えた1枚の写真のように見てい

たのです。実際には、この合成写真の両端には約2分の時間経過があって(Exifデータでチェック)、

この間に写真家はさっさと移動したのです。この写真を見る人の中には私と同じ感じ方をする人が

いるかも知れないと考え、変更することにしました。両端を入れ換えた写真を見ると、左端の樹に

向かって近づきつつある二人連れが、右端の樹では、即ち、カメラが一回りして同じ場所に来た時

には、すでにそこを通り過ぎていて、近くに見当たらなくとも不自然には思われないし、そして、

そこに立てたばかりの三脚と写真家の姿があっても、何の違和感も感じない。これは動きを強く感

じる写真(二人連れ)とそうでない写真(三脚)が与える効果の違いだと思っています。





ついでに見ていただきますが、写真Dは写真Bをエンドレス写真に加工したものの両端部分でCに

対応します。 左端から二人連れの右側部分までがコピーされて、 右端に平行移動して合体されて

いるので、この部分で全体をリング状に結合できます。このような写真はウェブサイトで自動スク

ロール機能を使い、 巡回するエンドレス表示ができます(このページ最下段に掲げた関連のウェブ

サイトにてご覧いただけます)。



Aモンブラン山群

デジカメの無かった1975年に撮ったパンラマ写真の話です。


この写真の拡大版は「パノラマ写真集(1)」に掲載されています。
下の写真を修整したもので、人物が消され、接合部の濃度差が調整されました。

シャモニー・モンブラン 1975年」に掲載されている写真です。
フイルムカメラで撮影したネガフィルムのプリントをスキャナー入力して合成しました。
その製作資料を下に掲げます。



関連のウェブサイト    JTrimのダウンロード・サイト
しまなみ海道パノラマ写真集(エンドレス写真あり)

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