合格の感想
初段の壁は思った以上に高く厚かった。準初段になったのが2010年2月だから2年と2月を要したことになる。
新規種目の技7個の修得と、試験時の10種目連続クリアーのぶ厚い壁。 初段技の集中練習を始めて1年後、
6回目の認定試験に失敗し、70歳の自分には無理かと諦めかけていたが、独自の訓練器具の使用を練習プログ
ラムに組み込み、特訓方法も変え、ひたすら励んで成功回数を積み上げた。合格したのは14回目の挑戦だった。
合格直前の1年と3月間の練習量は極めて大きい。技毎の平均成功率を3割〜1割とすれば、試技回数は成功回
数の3倍以上〜10倍以上になる。 たとえば、「うぐいす」の成功回数は1340で、その10倍以上試技したことに
なる。その数字がどんなに大きくともそれが合格につながった今は単なる事実以外の意味を持たない。達成感に
浸たりながら、タイミング良く東京で行なわれる5月26日の指導ライセンス2級の講習会に出ようと思った。
(上述の訓練器具の詳細は「技と練習法」の項に掲載)(2012.05.10)
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合格時の試技回数
下の表は初段に合格した時の試技の記録である。
合格の条件は種目毎に規定回数成功させること。試技は10回まで。成功○印、失敗X印。
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審査はNo.1の技から順番に行なわれ、No.10まで通しでクリアーして、違反事項がなければ合格となる。
私の場合、No.7の「宇宙一周」で大ピンチとなったが、何と10回目に成功して次に繋げることができた。
この表を見る限り他の種目は余裕、と言えなくもない。当初目標外だった二段に挑戦する欲も湧いてきた。
(2012.07.19記)
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